若者にも増える“スマホ老眼” 「手元で見ていることが問題」 チェックリスト&目にまつわる“都市伝説”のウソ・ホント
■眼科に行かない現代人のリスクとは?
ジョンソン・エンド・ジョンソンのビジョンケア カンパニーによる2020年の調査によると、眼科検査は「受けたことがない」が15%、「2年以上受けていない」が35%で、合わせると半数以上を占める。 平松氏は「少し目に疲れを感じても、ちょっと寝れば治ると思う人が多い現状がある」と指摘。「メガネでも2~3年でコーティングがはがれたり、度の変化があったりするように、定期的な目のチェックは必要だ。また“視力がよければ大丈夫”と考えがちだが、日本人の失明原因トップの緑内障は、末期まで視力が1.2ある人もいる。視力があっても目が悪くなる病気はたくさんある」と述べる。 また眼科受診について、「年1回が好ましいが、せめて健康診断で眼底カメラを撮っておくと、さまざまな対応ができる。かつての健康診断では比較的行われていたが、今は9割以上が視力しか測定されない」とした上で、「目を使い過ぎないように気をつける。なかなか眼科に行きづらいと思う人も多いが、ちょっとしたことで行っても問題ない」と呼びかけた。(『ABEMA Prime』より)