北条氏政の墓所で卒塔婆を燃やした男、神社でご神木に火をつけた疑いで逮捕…樹齢250年の木から白煙
横浜市南区山王町の日枝神社で10月、ご神木のクスノキに火がつけられた事件で、神奈川県警南署は26日、同区通町、無職の男(59)を器物損壊容疑で逮捕した。 【家系図】「鎌倉殿」で一躍注目、悲運の比企一族…地元でも消された足跡
発表によると、男は10月3日午前3時55分頃、神社の境内の樹齢約250年のクスノキ(高さ約15メートル)に火をつけて損壊した疑い。白煙が上がっているのを通行人が発見し、消防が消し止めた。男は調べに対し、「黙秘します」と話している。
男は9月3日、小田原市栄町にある戦国大名・北条氏政らの墓所で、卒塔婆とひしゃくに火をつけて燃やしたとして同容疑で小田原署に現行犯逮捕され、小田原区検が同月、不起訴にしていた。