【CSファイナル第3戦】パリ五輪柔道『金』角田夏実が始球式 ワンバウンドで捕手のミットに「どっか飛んでいかなくてよかった」
◇18日 「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第3戦 巨人―DeNA(東京ドーム) パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルに輝き、大会での日本勢メダル第1号をもたらした角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=が始球式を務めた。名前にちなんだ背番号「723」のユニホームでマウンドへ。大きく山なりのボールをまっすぐ投げ、ワンバウンドで捕手のミットに届かせた。 角田は「五輪と同じくらい心臓がバクバクした。ボールがどっか飛んでいかなくてよかった」とほっとした表情を見せた。父親が巨人ファンといい「子どものころは一緒に球場に行って、オレンジ色のメガホンで応援した。金メダルの力を少しでも分け与えられたら」と心強いエールを送った。
中日スポーツ