自動車にかかる税金は9種類、5年で80万円にも ── JAFが税制の簡素化を動画で訴え
日本自動車連盟(JAF)は、動画「知ってる?クルマの税金」を公開した。JAFの自動車税制改正に関する要望活動の一環として制作。JAFでは「ユーザーに実態を知ってもらい、税制の簡素化と負担減をもとめて行きたい」と話している。
動画は1分12秒のアニメーションで、親しみながら理解を深めてもらおうという趣旨。これによると、自動車にかかる税金は9種類で、ガゾリンにかかる税金などを含めて年に12万円を支払っており、車を買ってから5年で80万円にものぼる。海外との比較にも触れ、自動車を取得・保有した段階での車体課税は、欧米諸国の約2~36倍も高くなっていることを紹介している。 特設ページでは、自動車にかかる税金の種類や実際に支払う額を図表を組み合わせて解説。道路を整備するための暫定税率が40年にわたって、本来の税金の2倍を支払っていることや、自動車ユーザーが負担している自動車関係の税金は8兆6082億円にのぼることなど、分かりやすく説明している。