広島ホームテレビ放送番組審議委員会開催 災害報道の在り方を審議
7月、広島ホームテレビの放送番組審議会が開かれ、地上波テレビ放送に求められる災害や気象報道のあり方について審議されました。 命を守るための報道、防災、そして被災地の復興のためにできることは何か。 番組審議会では、災害・気象報道における「テレビの役割」について議論が交わされました。 ■委員からはー 「メディアが多様化する中、災害が起きた時にテレビが、役割を果たすためには視聴者が日頃からテレビを見てもらえるよう、地域に根差した情報を発信し続けることが大事」 「SNSが持つ高い速報性という特長に対し、テレビは情報の質の高さ、公共性の高い情報提供が求められている」 「防災や被災地の復興につながる報道については、災害の記憶が風化しないよう、定点観測的な報道が必要。被災者の人生や被災地がどう変化したかを記録し、繰り返し報じることが大切」 「防災コーナーを設け、毎週、日頃どのような準備が必要か伝える」 など多くの意見が出されました。 広島ホームテレビでは、これらの意見を番組つくりに生かしていくことにしています。