【漫画】イライラする「働かないおじさん」が若手のミスに手を貸して? スカッとする展開に!【作者インタビュー】
ーーベテラン社員の乙原さんと、対照的な若手社員の上田くんがとても印象に残りました。それぞれのキャラクター制作でこだわった点はありますか? 乙原さんは、おそらくある程度の社員数がいるような会社だったらどこにでもいるような、親父ギャグなんかをよくいっている方をイメージしました。会社の飲み会などで年配の方の若いときの話なんかを聞くと、意外な過去があったりしますよね。実はバンドをやっていたりだとか、実はスポーツで有名だったりとか。いまとのギャップがある人ほど面白いと思っていたので、それが上記でも書いた古田専務との拳の挨拶にも現れています。 上田くんはかなり嫌なやつを意識していました。というのも恥ずかしながら僕も若い頃は似たようなことを思ったことがあったので……。 しかし、このマンガのテーマのような「こういう方たちが頑張って来た土台の上にいまがあって、自分たちが働けているんだよなあ」ということを思ってから見方が変わりました。ですので、描いているときは全然意識はしていなかったのですが、上田くんは僕の嫌な部分を無意識にキャラクター化させていたのかと今では思っています。
マグミクス編集部