【漫画】イライラする「働かないおじさん」が若手のミスに手を貸して? スカッとする展開に!【作者インタビュー】
スゴい武器を隠し持っていた「働かないおじさん」
ベテラン社員の乙原さんは、パソコンなど新しいことへの覚えが悪く、一部の若手社員たちから「老害」と呼ばれていました。そんな自分の評判や立場も自覚している乙原さんは、緩く定年を迎えたいとあまり気にしていない様子です。ある日、乙原さんのことを良く思っていない若手社員の上田が取引先とトラブルを起こしてしまい、急いで謝りに行くことになります。すると乙原さん自分も行くといい出して……? 【マンガ本編】「働かないおじさん」にイライラ! しかし若手のミスに、おじさん「謝罪に同行する」と言い出し? まるいがんもさん(@kenihare)が『職場の「働かないおじさん」が隠していた凄い武器』としてX(旧:Twitter)に掲載した『真面目なマジメな真締くん』が話題です。今作は、東洋経済オンラインで連載中の『真面目なマジメな真締くん』の第9話となっています。 いいね数は3.6万を超えており、読者からは「会社が成長した背景にはどこにもこういう人がいたんだろうな」「今までの出会った人とのつながり、最大の武器ですな」「どの世代も世代ゆえに足りないものはどうしても出てきますよね。お互いに補い合って行けたら最高です!」などの声があがっています。 まるいがんもさんは漫画家として活動しており、SNSではコミックエッセイや創作マンガを投稿しています。 作者のまるいがんもさんにお話を聞きました。 ーー今作『職場の「働かないおじさん」が隠していた凄い武器』を描いた理由や、生まれたきっかけなどを教えて下さい。 『真面目なマジメな真締くん』はもちろんフィクションですが、それぞれの話に僕の実体験や会社生活で感じたことなどが元になっています。 僕が勤めている会社も歴史が古く、創業からかなりの長い間続いている会社です。この話もあるとき、ふと会社の年配の方々を見ていて「こういう方たちが頑張って来た土台の上に今があって、自分たちが働けているんだよなあ」と思ったのがこの話の元になっています。 ーーさまざまな年齢の社員が働く会社の様子がとてもリアルに描かれています。実際に取材などには行かれたのでしょうか? リアルさを出すために工夫したことがあれば教えていただきたいです。またお気に入りのシーンなどがあれば併せて教えて下さい。 取材は行っておりません。リアルさを出すための工夫といわれると、自分が実際に経験したこと、感じたことを元にフィクションとして肉付けしていることがそこにつながっているかもしれません。自分はもう20年以上同じ会社で働いており、やはりただのサラリーマンでもそれなりにはいろいろなことがあったりしましたので。 お気に入りのシーンは古田専務と乙原さんが久しぶりに会ったときに若いときにしていた挨拶を今でもやっている部分です。あとは「デビルイヤー」とか「関スー」などのしょうもない小ネタをコメントでも見てくださっている方がいてそこはうれしかったです。