今夏の参議院選挙 自民党高知県連が県議の大石宗氏を擁立の動き【高知】
RKC高知放送
今年夏の参議院選挙に向けて選挙区の候補者の人選を進めている自民党高知県連の中で、自民党籍を持たない県議会議員の大石宗氏の擁立に向けた動きがあることがわかりました。 自民党高知県連は現在、今年夏の参議院選挙の徳島・高知選挙区に擁立する候補者の人選を進めています。県連の関係者などによりますと、人選が難航する中で去年12月、県連幹部の中から県議会議員の大石宗氏を擁立する案が浮上し、打診に向けた動きがあることがわかりました。 大石氏は自民党籍は持っておらず、過去の国政選挙では自民党の現職に敗れた経緯がありますが、県議会では自民党に近い会派に所属し、直近の衆議院選挙では自民党候補の支援に回っています。 自民党県連の明神幹事長は高知放送の取材に対して「候補者を探しているところだ」と述べるにとどめましたが、党本部からは1月中旬までには候補者を上申するよう指示が出ていてタイムリミットが迫っています。 高知・徳島両県連は8日に徳島で会合を開く予定で、候補者の人選は最終局面を迎えています。