「仕事で異性として意識」同僚女性に“わいせつ”南海放送元社員初公判 女性の顔と合成写真印刷も【愛媛】
愛媛県松山市に本社がある南海放送の女性が被害にあったわいせつ事件で、被告の当時社員だった男が仕事で異性として意識するようになり犯行を繰り返していたことが、松山地裁で8日に開かれた初公判で明らかにされました。男の弁護側は不同意わいせつの罪について、身体に接触してないとして争う姿勢を示しました。 不同意わいせつと窃盗の罪に問われているのは、松山市北斎院町に住む南海放送の元社員・間和史被告(53)です。 起訴状などによりますと間被告は南海放送の社員だった去年8月22日、社内で同僚の女性が所有物を化粧ポーチから取り出して舐めたほか、自分の体液を付着させて元の場所に戻し、この化粧品を女性に使わせたなどの罪に問われています。 間被告は法廷で「女性に不快な思いをさせ、心を傷つけたことをお詫び申し上げる」と謝罪し起訴内容を認めました。しかし弁護側は不同意わいせつの罪に対し、「身体の接触がない」として争う姿勢を示しました。 検察は犯行の経緯として、間被告が被害女性と仕事をするうちに異性として意識するようになり、2020年8月頃から犯行に繰り返していたと説明。さらに去年8月には、女性の顔と別人の裸体を合成した写真を印刷していたことなども明らかにしました。 間被告は同じ女性の健康診断結果の書類などを盗んだ罪でも起訴されているほか、8日に南海放送の社内で当時の同僚女性のヘッドフォンなどを盗んだ疑いで、逮捕されています。 次の公判は2月3日に行われる予定です。 #愛媛県 #松山市 #南海放送 #わいせつ #裁判 #初公判 #同僚 #女性 #松山地裁 #事件 #逮捕 #警察 #窃盗 #ヘッドホン #放送局
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