今シーズンに“異変”…?いまだ絶不調の大物(4)ついに初めて“スタメン落ち”
プロ野球の世界では、一線級の活躍を続ける主力でも、絶不調の長いトンネルから抜け出せないことがある。2024年シーズンもこれまで十分な実績を積んできた選手が、例年にないような不振に陥っているケースが多く見られる。ここでは、今季いまだに調子が上がっていない大物を紹介する。
浅村栄斗
投打:右投右打 身長/体重:182cm/90kg 生年月日:1990年11月12日 経歴:大阪桐蔭高 ドラフト:2008年ドラフト3位 今シーズンはスタメン落ちを経験した浅村栄斗。東北楽天ゴールデンイーグルスのAクラス入りには、浅村の復活が欠かせないところだ。 大阪桐蔭高校では高校生離れしたプレーで甲子園を魅了。プロ志望届を提出すると、打者育成に定評のある埼玉西武ライオンズからドラフト3位指名を受けた。 高卒3年目の2011年に早くも規定打席をクリアすると、2013年には打率.317、27本塁打、110打点をマークし、打点王のタイトルを獲得。 その後も西武の主力として活躍した後、2019年から楽天にFA加入。2020年には自身初の本塁打王(32本)を獲得した。 キャプテンとしてもチームを牽引してきた浅村だったが、開幕から打撃不振が続き、交流戦期間中にスタメン落ちする事態に。いまだに打率2割台前半、6本塁打と持ち味のパワフルな打撃は影を潜めている。
ベースボールチャンネル編集部