シンガポール航空 A380成田投入を短縮 5月のみ
シンガポール航空(SIA/SQ)は、総2階建ての超大型機エアバスA380型機のシンガポール-成田線への投入計画を見直し、2025年5月1日から1カ月間に短縮する。需給適合によるもの。 【画像】シンガポール航空のA380新仕様機のスイート A380を再投入するのは、週14往復(1日2往復)あるシンガポール-成田線のうち、SQ638/637便。当初は夏ダイヤ初日の3月30日から5月末まで投入する計画だった。座席数は4クラス471席で、スイート6席、ビジネス78席、プレミアムエコノミー44席、エコノミー343席となり、既存のボーイング787-10型機(2クラス337席:ビジネス36席、エコノミー301席)から大型化する。 見直し後の投入期間は、シンガポール発成田行きSQ638便が5月1日から31日まで、成田発シンガポール行きSQ637便は翌日となり5月2日から6月1日まで。運航スケジュールは、成田行きSQ638便が午後11時55分に出発し、翌日午前8時に着く。シンガポール行きSQ637便は午前11時10分に成田を出発して、午後5時20分に到着する。 今回の見直しで、シンガポール発で3月30日から4月30日(成田発は翌日)までの便は、777-300ER(4クラス264席:ファースト4席、ビジネス48席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー184席)を投入する。
Tadayuki YOSHIKAWA