第93回選抜高校野球 大阪桐蔭 思い背負い、目指すは優勝 監督、主将ら大東市と府庁表敬 /大阪
<センバツ2021> ◇全力の健闘誓う 19日開幕の第93回選抜高校野球大会に出場する大阪桐蔭(大東市)の西谷浩一監督や池田陵真主将らが11日、大東市役所を訪れ、東坂浩一市長に健闘を誓った。 東坂市長は、この日が東日本大震災が起きて10年に当たることやコロナ禍で苦しむ人々がいる現状に触れ「大阪桐蔭らしい団結力のあるプレーで、日本中を元気づけてほしい」と激励。池田主将は「今年のチームは走力に優れた選手が多いのが特徴。昨年大会が中止になり出場できなかった先輩たちの思いを背負っている。一戦必勝で優勝を目指したい」と意気込みを語った。 西谷監督らは続いて府庁に吉村洋文知事を表敬訪問した。吉村知事は22日の初戦の相手が、秋季近畿大会の決勝で敗北した智弁学園(奈良)であることについて「プレッシャーも大きいだろうが、全力を出し切ってほしい」とエールを送り、「祈! センバツ制覇‼」と書かれた直筆の色紙を贈った。【隈元悠太】