高橋洋一氏 財務省の“天下り”について言及「トップ1人ではなく一個師団で行く。それで統治する」
元財務官僚で元内閣官房参与、経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が11日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。財務省の“天下り”について言及した。 【写真あり】“余命10年”岸博幸氏「僕より余命が短い」ガン闘病の同志と…奇跡の2ショット この日は「官僚」について特集。高橋氏は財務省(旧大蔵省)の元官僚で、この日に一緒に番組出演した経済アナリストの森永卓郎氏は、元日本専売公社(現日本たばこ産業株式会社=JT)職員。2人の関係について、森永氏が「しもべというか、英国とインド、フランスと北アフリカみたいな関係」という言い方をすると、高橋氏は「植民地ですよ」ときっぱり。 高橋氏は、続けて「森卓さんの企業に入ったらどんなに優秀でも上にはなれない。ヒラにしかなれない。たまにちょっと上になれるんだけど、全然トップじゃない」と指摘し、「トップは大蔵省の方から。トップは絶対にそう。1人で行かせたらあれだから一個師団で行く。要するにトップのほかに何人かでグループで行くんだよね。それでグループで行って統治するの」と“暴露”した。 ここで森永氏が「高橋先生に最初に会った時に言われたせりふが“森永君、君、よく植民地からここまではい上がったね”だった」と明かすと、高橋氏は「凄いなと思ってね」と言い、森永氏は「その主従関係の2人が今、財務省から“森卓と高橋洋一は絶対に許さん”って言われる立場に立たされている」と話した。すると、高橋氏は「私なんか20年間そうだから、だんだん増えてきてうれしいよね、前は1人だったから。本当に事務次官やった人から“3度殺しても足りない”って言われた。最近は財務省の書き込みが凄く多いんでしょ?うれしいね、こんだけ人が増えたのが」とうれしそうに話していた。