海面からの高さ約250m…「浮体式洋上風力発電」の実証実験 愛知県田原市・豊橋市沖で2029年頃から実施へ
発電装置を海底に固定せず水面に浮かせて行う「浮体式洋上風力発電」の国の実証実験が、愛知県で始まります。 【動画で見る】8年後に“原発10基分”目標の風力発電…島国ニッポン『洋上風力発電』が切り札となるか 漁師たちには葛藤 愛知県の大村知事は6月11日の会見で、浮体式洋上風力発電の技術確立に向けた国の実証実験の実施海域に田原市・豊橋市沖が選ばれたことを明らかにしました。 今回の実験では国内の洋上風力発電では最大規模となる発電能力15メガワット、海面からの高さがおよそ250メートルの大型風車1基を稼働させるということです。 今後は環境影響調査や漁業関係者との協議などを進め、2029年度ごろから1年間、実験を行う計画です。