みさき公園でカンガルー赤ちゃん誕生 台風でアクセス影響も園長「頑張る」
みさき公園でカンガルー赤ちゃん誕生 撮影・編集・ナレーター:柳曽文隆
みさき公園は27日までに、アカカンガルーの赤ちゃんが誕生したと発表した。何頭かが顔を出しており、同園では「来年の春くらいには袋から出るのでは」と話している。 近畿の鉄道・台風の影響続く 南海は復旧のため「電車まつり」中止も
現時点で7頭の誕生を確認
同園の広報担当者によると、現在のところ、母親の袋の中から顔を出すなど、7頭の誕生が確認されているという。赤ちゃんは母親のミルクをたっぷり飲んでおり、すくすく育っているようす。 母親は赤ちゃんが入っているお腹の袋を気にするそぶりをみせゆっくり歩いていると思ったら、おかまいなしに元気にピョンピョン跳ね回っている時もあるなど、ほほえましい光景がみられるという。
夕方などの時間帯に顔を出すことが多い
赤ちゃんは、主に夕方などの時間帯に顔を出すことが多いそうで、担当者は「来年の春くらいには袋から出て、元気な姿が見られるのではないかと思います」と話している。
スタッフ一同気合を入れなおしているところ
一方、同園沿いを走る南海本線が、台風21号の影響で大阪府泉南市と阪南市の境を流れる男里川(おのさとがわ)の橋上で線路がゆがむ被害が出ており、同線の樽井~尾崎両駅間が現在も復旧の見通しがたたず、JRへの振り替え輸送やバス代行輸送が行われている。 同園にとっても大阪からの主なアクセスに影響が出ているが、真貝征志郎園長は「なんとか頑張っていこうとスタッフ一同気合を入れなおしているところです。こうした明るい話題は励みになります」と話している。