ウィリアム王子とキャサリン皇太子妃一家が住むウィンザー城の領地内に覆面の男が侵入 警備を突破して逃走
ウィンザー城の領地内にあるアデレードコテージに住んでいるウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃一家。領地内に覆面の男たちが忍び込んでいたことが明らかになった。 【写真】キャサリン妃の子どもたちが見せたやんちゃな瞬間20連発
新聞「サン」によると、事件が起きたのは10月13日(日)の夜。1.8メートルほどのフェンスを乗り越え、2人の覆面の男がウィンザー城の領地内に侵入した。当時、チャールズ国王とカミラ王妃は ウィンザー城にいなかったが、皇太子夫妻と子どもたちはアデレードコテージにいたという。男たちは領地内にあるファームハウスの農業用の機械や車両を狙っていたと見られる。農園の1つ、ショーファームの納屋から車とバイクを盗むとそれぞれに乗ってセキュリティゲートを突破して逃亡した。ゲートには武装した警察官が配置されていたという。
男たちが突破したゲートはアデレードコテージからわずか5分の場所にあり、コテージから一番近い出入り口。一家はこのゲートを日常的に使っていると報じられている。
同紙によると最近、城では2つのメインエントランスの武装警備が解除されていた。事件はそれが報じられた直後に発生した。関係者は「男たちは、あらかじめ車やバイクがどこに駐車されているのか知っていたのだろう。それに捕まりにくい時間もわかっていたようだ」と証言、「しばらく前からウィンザー城を偵察していたに違いない」と推測している。さらに「城の領地には警報器が設置されているが、侵入があったことはセキュリティゲートのバリアが突破されたときに初めてわかった」「バリアはひどく損傷していて取り替える必要があった」と話している。
関係者によると事件が起きたとき、ジョージ王子らは翌日の学校に備えてもう眠っていたという。一家に危険はなかったものの、警察官がゲートにいたにもかかわらず犯人が逃げたこと、そもそも侵入したときに警報器が鳴らなかったことに対する批判や、呆れる声も上がっている。