徒士町彩る七夕飾り 長野県松本市
長野県松本市城北地区の徒士町(おかちまち)通りを、住民お手製の七夕飾りが彩っている。松本伝統の七夕人形や華やかな紙飾りなどを付けた竹21本が通りに並び、月遅れの七夕を風流に演出している。9日まで。 徒士町町会による恒例の取り組みで、22年目を迎えた。色とりどりの飾りは地元の子供たちが手掛け、七夕人形の表情や「七夕祭」の文字など一つ一つに温かみがある。 4日の早朝に住民総出で竹を飾り付け、通りに設置した。発起人の一人・三村洋さん(84)は「長年続ける中で、住民同士のつながりに欠かせない行事になった。通る人たちにも七夕の風情を楽しんでもらいたい」と話していた。
市民タイムス