DeNA・戸柱、10月に出た今季1号「自分のスイングを心掛けたことが良い結果につながった」一時同点に
◇19日 「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第4戦 巨人―DeNA(東京ドーム) DeNAの8番・戸柱恭孝捕手が一振りで劣勢をはね返した。1点を追う6回1死で巨人の先発・井上から右翼席に弾丸ライナーの同点弾。ダイヤモンドをゆっくりと一周し、ナインとハイタッチを繰り返した。 「自分のスイングを心掛けたことが良い結果につながったと思います。同点に追いつくことできてうれしいですが、守備の方も頑張ります」 2017年に日本シリーズ進出を決めたCSファイナルステージを知る数少ない選手だ。「17年の時は2年目。ヤングだったので、必死になりすぎていてちょっと記憶が(ない)」と笑わせた戸柱は「今は周りが客観的に見えるようになっている」と自己分析。長打が欲しい場面でのリーグ戦を通じて今季初本塁打は大きな価値を持つ一打となった。
中日スポーツ