日本ハム・栗山CBO「3年後、5年後を見据えて」 1位指名選手は当日に最終決定
日本ハムは23日、東京都内のホテルでスカウト会議を開き、新庄剛志監督（52）らが参加した。指揮官の対応はなかったが、栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（CBO、63）が取材に応じ「決まり切っていない。方向性は出しているけどもう一回、再確認」とドラフト会議当日の24日に1位指名選手を最終決定すると語った。 【表でみる】明大・宗山、関大・金丸、慶大・清原…大学生の主なドラフト候補 1位候補を3、4人に絞り込んでおり、明大・宗山や福岡大大濠高・柴田らが有力とみられる。新庄監督から現場の声を聞いたという栗山CBOは「監督のイメージはこっち（フロント）が想像していたのと同じ。監督の気持ちがすごく理解できる」。その上で「3年後、5年後を見据えてやらないといけない」とうなずいた。 今季終了時、自身の去就について「ドラフト会議が終わったときに答えを出します」と宣言していた新庄監督。運命が交錯する一日に注目が集まる。（加藤次郎）
