待望!松葉ガニ、水揚げスタート 最高値1匹150万円にどよめき 鳥取県3港で初競り
立冬の7日、冬の味覚として人気の松葉ガニ(雄のズワイガニ)が鳥取県の鳥取港、網代漁港、境漁港で今季初水揚げされ、競りがあった。このうち、鳥取港では1匹150万円で競り落とされた。資源保護のため漁期は来年3月20日、雌は今年12月末まで。 【写真】松葉ガニ、最高値1匹150万円 鳥取県内で初競り
漁は6日に解禁され、鳥取市の鳥取港には、漁を終えた沖合底引き網漁船が次々に入港。関係者らがカニの大きさや色、重さ、身の付き具合を確認した。 初競りは午前8時ごろから始まり、本日最高値の1匹150万円で競り落とされると、場内からどよめきが上がった。 甲羅幅13・5センチ以上、重さ1・2キロ以上といった基準を満たす県最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」に認定されたカニは網代漁港で3匹、境漁港で20匹水揚げされた。五輝星の最高額は1匹60万円だった。 3港合わせた初水揚げ量は12・24トン(昨季9・18トン)、水揚げ額は総額1億3730万円(同1億358万円)で、1キロ当たりの平均単価は1万1215円(同1万1279円)だった。