吉田正尚がトレードの可能性、主砲ディバースのコンバートの余波と米報道
レッドソックスが、今季主にDHとして出場した吉田正尚外野手(31)をトレードで放出する可能性があると24日(日本時間25日)、米移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」が伝えた。 【写真】オリックス宮城の妹の宮城弥生と共演する吉田正尚 地元メディア「Mass Live」によると、レッドソックスは今季28本塁打を放った主砲ラファエル・ディバースを三塁から一塁かDHにコンバートさせるプランを検討しており、その場合はカージナルスのノーラン・アレナドをトレードで獲得する可能性があるという。一塁には昨季デビュー2年目で24本塁打を放った若手のトリストン・カサスが就く予定で、ディバースが一塁に移ってもカサスがDHに入る可能性があり、同サイトは「ヨシダはベンチに押しやられるか、完全にロースターから外れることになる」と伝えた。 ディバースは守備指標で三塁手では今季メジャーワーストクラスだった。一方のアレナドは13年から22年まで10年連続でゴールドグラブ賞を獲得した名手。20年まで所属したロッキーズでは本塁打王3度、打点王に2度輝いた。今季は152試合で打率2割7分2厘、16本塁打、71打点、OPS.719。契約は残り3年7400万ドル(約115億円)となっている。 吉田はメジャー2年目の今季、DHを任され108試合で打率2割8分、10本塁打、56打点、OPS.765を記録。昨季は87試合で左翼を守ったが、今季守備に就いたのは1試合のみだった。契約は残り3年で総額5400万ドル(約83億7000万円)となっている。