【ファルコンS】好走のカギは前走距離 好材料多いロジリオン、キャプテンネキを評価
本命は総合点でロジリオン
ここまで見てきての本命はロジリオンとする。過去10年で3勝しているクロッカスSからの転戦馬で、種牡馬ランキングで3位だったリオンディーズ産駒。騎乗予定の三浦皇成騎手が当該コースでイマイチなことだけが気がかりだが、GⅡ京王杯2歳Sで2着した走りを見ても、このメンバーなら上位争い可能とみる。 対抗は松山弘平騎手とのコンビで挑むダイワメジャー産駒キャプテンネキ。種牡馬ランキング1位、そして騎手ランキング3位の組み合わせとなると狙わない手はない。中山マイルで行われたフェアリーSからの距離短縮でもあり、2020年にはこのローテーションでシャインガーネットが勝利した。 3番手評価は朝日杯FSで2番人気ながら10着に敗れたモーリス産駒のシュトラウス。前走朝日杯FS組は勝ち馬こそ出ていないが【0-4-3-14】で2、3着はある。またアサクサゲンキ、モントライゼ、オタルエバーのように二桁着順からも巻き返している。シュトラウスは初の1400m戦に期待したい。 あとは川田将雅騎手が騎乗予定のソンシ、当該舞台で勝ち星があるタリスマニック産駒のアンクルクロス、本命のロジリオンに差のない競馬をした経験があるオーキッドロマンスまで印をまわしておきたい。 ◎ロジリオン 〇キャプテンネキ ▲シュトラウス △ソンシ ×アンクルクロス ×オーキッドロマンス 《ライタープロフィール》 高橋楓。秋田県出身。競馬のWEBフリーペーパー&ブログ『ウマフリ』にてライターデビュー。競馬、ボートレースの記事を中心に執筆している。
高橋楓