【厚生年金・国民年金】10月15日に「約46万円」と「約67万円」が支給される夫婦の違いとは?
2024年度「国民年金と厚生年金」2.7%アップ!いくらか
2024年度の年金額が2.7%増額されたってご存じですか? 6月14日からこの増額が反映されました。 では、どのくらい増えたのか具体的に見ていきましょう。 国民年金の場合は満額で6万8000円。厚生年金の場合はモデル夫婦の合計で23万483円となりました。 国民年金の満額は月6万8000円です。これがフルで支給される方にとっては、少し安心できる額かもしれませんね。一方、モデルケースでの厚生年金は、夫婦合わせて月23万483円。 これは夫が平均的な収入(標準報酬月額43万9000円、賞与も含む)で40年間働き、老齢基礎年金と老齢厚生年金を受け取る場合を試算した場合の金額です。 そこで、現役時代の「夫婦の収入ごと」の年金例も確認しましょう。 ・夫が報酬54万9000円+妻が報酬37万4000円:33万4721円 ・夫が報酬43万9000円+妻が報酬30万円:29万4977円 ・夫が報酬32万9000円+妻が報酬22万5000円:25万5232円 ・夫が報酬54万9000円+妻が短時間労働者の平均的な収入:28万4588円 ・夫が報酬43万9000円+妻が短時間労働者の平均的な収入:26万967円 ・夫が報酬32万9000円+妻が短時間労働者の平均的な収入:23万7346円 ・妻が報酬37万4000円+夫が短時間労働者の平均的な収入:24万7101円 ・妻が報酬30万円+夫が短時間労働者の平均的な収入:23万978円 ・妻が報酬22万5000円+夫が短時間労働者の平均的な収入:21万4854円 ・夫婦ともに短時間労働者だった場合の平均的な収入:19万6968円 ・夫が報酬54万9000円+妻が国民年金のみ加入:25万4104円 ・夫が報酬43万9000円+妻が国民年金のみ加入:23万483円 ・夫が32万9000円+妻が国民年金のみ加入:20万6862円 ・妻が報酬37万4000円+夫が国民年金のみ加入:21万6617円 ・妻が報酬30万円+夫が国民年金のみ加入:20万494円 ・妻が報酬22万5000円+夫が国民年金のみ加入:18万4370円 現役時代の収入や働き方で年金額は大きく変わってきます。共働き世帯やパートをしていた方、また収入が少し低かった方は、受け取る金額も異なってきます。 「モデルケースはあくまで参考」と考えて、自分やパートナーの働き方に合った年金額を確認しておくのが大切です。年金だけに頼らず、他の収入源や貯蓄もしっかり計画しておくと、さらに安心ですよね。
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