上地結衣 パラリンピック4大会連続の8強、初対戦の18歳に序盤苦戦もストレート勝ち<車いすテニス>
パリパラリンピック
パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは2日、女子シングルス2回戦が行われ、第2シードの上地結衣が世界ランク21位のK・シャストー(フランス)を7-6 (7-4), 6-0のストレートで破り、4大会連続4度目のベスト8進出を果たした。 【上地 結衣らパリパラリンピック 車いすテニス シングルス組合せ】 30歳で世界ランク2位の上地は過去のパラリンピック シングルスで銀メダルと銅メダルを獲得。悲願の金メダルを目指す今大会では1回戦で同32位のM・ヴェンター(南アフリカ)を6-2, 6-1のストレートで下し初戦を突破した。 18歳のシャストーと初対戦となったこの日の第1セット、上地は先に2度のブレークに成功し開始から4ゲームを連取。その後は反撃を許しゲームカウント4-4に追いつかれる。互いに1度ずつブレークしタイブレークに突入するも上地が開始から6ポイントを連取し先行する。 苦労し第1セットを先取した上地だが続く第2セットではシャストーを圧倒。1ゲームも与えないプレーを披露し1時間26分で勝利した。 勝利した上地は準々決勝で第6シードのジュー・ゼンゼン(中国)と対戦する。ジューは2回戦で同16位のM・カブリジャナ(チリ)を6-0, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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