大雨シーズン前に「排水ポンプ車」などの操作訓練
日テレNEWS
本格的な大雨シーズンを前に、国土交通省荒川上流河川事務所は、協力企業などと共に、排水ポンプ車などの操作訓練をおこないました。 28日は、河川事務所と災害協定を結ぶ建設会社の社員や自治体の職員などおよそ100人が参加しました。操作訓練では、浸水被害の復旧作業に使う排水ポンプの組み立てをおこなったほか、1分間に30トンもの水を排水する能力がある「排水ポンプ車」を使って水をくみ上げる手順を確認しました。 参加者 「年に1回でもやっておかないと、いざという時に対応できないので」 関東地方整備局では排水ポンプ車を44台保有していて、川の氾濫や大規模な浸水時に水位を下げるために稼働させるということです。 国交省荒川上流河川事務所・鷲谷欣也副所長 「色んなところで(浸水被害が)多発すると、間に合わない場合もありますので、協定会社さんにお願いをして、一緒に協力をして取り組んでいただいています」 また、訓練では、夜間の災害に備え、照明車の操作方法についても確認がおこなわれました。