THE SUPER FRUIT、『青い果実』携え駆け抜けた初5大都市ツアー 韓国進出、TDCホールワンマン…新たな挑戦へ
新曲「らりるサプライズ!」から始まった怒涛のサプライズ
アンコールは鈴木・田倉・小田がボーカルを務める「素敵なMy Life」からスタート。ステージに現れた3人は、それぞれ自分らしくリメイクしたツアーTシャツを着ており、ひと際元気な鈴木が「みんなー! 今日楽しい人、手挙げて!」と呼びかけると、客席でも色とりどりのペンライトが揺れた。さらにアンコールでは、サプライズとして2階席にもメンバーが登場。奇跡的に出会えた一人ひとりとハイタッチを交わし、「パノラマ」と「Seven Fruits」で締め括った。 ……かのように見えたが、ここでお待ちかねの告知タイムへ。5月22日に新曲「らりるサプライズ!」を配信することや、6月に東名阪でリリースイベントを行うことなどを発表した7人は、サプライズでキャッチーなダンスチューン「らりるサプライズ!」を初披露した。初見と思えないほどの盛り上がり具合に、仕掛け人として満足そうな笑みを浮かべるメンバーたち。そんな彼らもまだ知らされていなかった告知が実は待ち構えており、新曲「らりるサプライズ!」をテーマソングにした企画“THE SUPER FRUIT『春夏秋冬サプライズYEAR! 2024-2025』”を実施することや、韓国でのプロモーションライブが決定したこと、11月3日にグループ史上最大規模でのワンマンライブ『THE SUPER FRUIT WORLD 2024 in TOKYO DOME CITY HALL』を行うことなどが続々と明らかとなった。 メンバーが口々に想いを語る中、直前まで笑顔を輝かせていた星野は、この日もMC中に“フルファミ同士が仲良くなるコーナー”を設けていたように、ワンマンを成功させるためにはフルファミの協力が欠かせないと、複雑な胸の内を語る。それでも、田倉が「4月13日、今日この日までがTHE SUPER FRUITの物語の第1章だと思ってます。明日からはがむしゃらに駆け上っていくだけだと思います。最後まで僕らを信じて、ついてきてください!」と熱く宣言すると、大きな拍手が。感極まって言葉をつまらせた小田には、客席から「頑張れ!」の声が届く。その相思相愛がなんとも頼もしく、きっと、第2章も素敵な景色が更新されていくんだろうなと、自然と感じたツアーファイナルだった。
斉藤碧
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