早大は3位で伊勢路へ 山口智規が最終組で日本人トップ/全日本大学駅伝関東選考会
全日本大学駅伝の関東地区選考会が23日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われ、早大は3位で11月3日の本戦出場を決めた。1校2名ずつ4組に分かれて1万メートルを走り、8人の合計タイムを競うレース。留学生や各チームのエースが集まる最終4組では、早大の山口智規(3年)が28分36秒15で日本人選手トップとなる組4着に入った。最後の直線で中央学院大のエース、吉田礼志(4年)に競り勝ち、「必ず日本人トップはとろうと思って臨んだレースだった。明らかに吉田礼志さんが強いレースだったが、ラストのショートスパートでかわせる距離をしっかり測って仕掛けた」と話した。 来月のホクレン中長距離チャレンジに出場予定。来月6日の北見大会と20日の千歳大会がターゲットで「北見で5000メートル学生記録を近く狙いたい。来年の世界陸上に出たいので、いかに日本記録に近づけるか頑張っていきたい」と意気込んだ。