【欧州CL】リバプール、Rマドリード破り5連勝!マクアリスター、ガクポが得点 遠藤出番なし
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):リバプール2-0Rマドリード>◇27日(日本時間28日)◇1次リーグ第5節◇リバプール 【一覧】1次リーグ順位表・試合結果 今季絶好調のリバプール(イングランド)が、ホームでレアル・マドリード(スペイン)を2-0と下し、唯一の5連勝で首位をキープした。攻守において前回王者を上回り、破竹の勢いは止まらない。日本代表MF遠藤航(31)はベンチ入りしたが、出番はなかった。 今季2勝2敗と苦しむRマドリードをアンフィールドに迎え、持ち前のハイプレスでゲームの主導権を握った。前半4分にサラーのパスからFWヌニェスが右足シュート。GKクルトワがセーブしたボールがカバーに入ったDFラウル・アセンシオの足に当たりゴールへ向かうも、ライン際でクリアされた。 勢い付くリバプールは前半23分にヌニェスがシュートするがクルトワのファインセーブに阻まれた。同32分にはMFマクアリスターが右前方へ浮き球のパスをヌニェスが頭で折り返したボールがゴール方向へ向かうも、ここもわずかにゴール左に外れた。 後半に入るとさらにハイプレスを加速させたリバプールが先手を取った。7分、左サイドから中央、右へとパスをつなぎ、DFブラッドリーのワンタッチパスからマクアリスターがダイレクトで右足シュート。ゴール左隅の対角に決まり、均衡を破った。 後半14分にDFロバートソンがRマドリードのルーカス・バスケスを倒し、PKを与えた。同16分、キッカーを務めたFWエムバペのゴール右へのシュートをGKケルハーがビッグセーブ。流れを譲らなかった。 すると後半24分、FWサラーがカウンターからスピードに乗ったドリブルで一気にゴール前へ向かった。中へ行くと見せて縦への鋭い切り返しで対峙(たいじ)したDFメンディを翻弄し、足が掛かって倒された。PKで追加点のチャンス。しかしサラーのキックは強烈なシュ-とはゴール左ポストに触れて外に出た。 そして後半31分、右のショートCKからロバートソンがゴール前へ美しい軌道のパス。途中出場のFWガクポが頭で合わせ、追加点を挙げた。ガクポの2試合連続となるゴールでリードは2点に広がった。 その後も激しい守備と鋭くゴールに向かうサッカーで攻守に圧倒した。32歳の今も切れ味鋭いプレーを見せるサラー、選手起用の妙を生み出すスロット監督の手腕も光った。2008-09シーズンのラウンド16以来、16年ぶりのRマドリードからの勝利となった。