県内積雪、交通に乱れ 富山・猪谷41センチ、中心部12センチ
●富山地鉄が区間運休、スリップ事故36件 28日の富山県内は、冬型の気圧配置の影響で雪や雨となり、平野部でも雪が積もった。28日午後5時時点の最深積雪は、富山市猪谷41センチ、同市中心部12センチとなった。同日午前7時~午後1時ごろ、大雪の影響で富山地方鉄道立山線が有峰口-立山間で区間運休した。富山県警によると、27日午後4時~28日午前8時半に36件のスリップ事故が発生した。 富山地方気象台によると、29日も冬型の気圧配置が続き、同日午前6時までの12時間最大降雪量は平野部10センチ、山間部35センチ、午後6時までの12時間では平野部5センチ、山間部25センチと予想される。気象台は、29日にかけて大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込みとして、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意を呼び掛けた。 28日の最低気温は上市町で氷点下0・3度、富山市中心部で0・3度だった。