「人の失敗は祈りたくないので…」スケボー四十住さくら、連覇逃すも…予選後のインタビューに列島感動!「スポーツマンシップを讃えたい」【パリ五輪】
スケートボード女子パークの予選が現地8月6日、パリ・コンコルド広場で行なわれた。1組目6番手に登場した四十住さくらはラン1本目の79.70ポイントで4位に位置付けたが、最終的に全体10位で予選敗退となり、五輪連覇を逃した。 【画像】大逆転で五輪連覇!スケートボード男子ストリートの堀米雄斗を厳選ショットで特集! 同種目で、東京五輪金メダリストの四十住さくらは、1本目のランで、空中1回転半する「540」をメイク。79.70ポイントをマークしたが、2本目、3本目は難易度の高い技のメイクに苦戦し、得点を伸ばせず、惜しくも敗退となった。 暫定4位で予選を終えた、四十住はインタビューで「めっちゃ…2連覇しようと思って来たので、ワン、ツー、スリーの中にいたかったけど、緊張して…とりあえず1本乗れてよかったです」と振り返った。 また、四十住は、残りの3組の結果を待つ心境については「最後まで諦めずに…でも、人の失敗は祈りたくないので」と語ったが、続けて、「でも…ちょっと変な気持ちになっちゃうんですけど、行けるように祈ります」と複雑な心境を言葉にした。 中継を観ていたファンからはネット上で、 「素敵過ぎる」 「スポーツマンシップを讃えたい」 「やっぱり頂点立った人って違う」 「すごい…めっちゃナチュラルに出た。22歳だよ」 「十字靭帯断絶してよく復活したよ」 「他の選手へのリスペクトと本音の葛藤たまらんな 偉い」 「すごく立派だよ かっこいい!」 「言葉がスッと出るところすごいな」 などと、称賛の声があがっている。 なお、日本の開心那は88.07ポイントで1位通過。草木ひなのは、85.11ポイントをマークし、全体3位で初の決勝進出を果たした。決勝はこの後、日本時間7日の0時30分から(TVer、フジテレビ系列、NHK)各放送局、配信で放映される予定となっている。 構成●THE DIGEST編集部
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