吉高由里子、『光る君へ』残り6回「すごく寂しい」 チーフ演出は最終回の編集完了を報告
女優の吉高由里子が9日、東京オペラシティ コンサートホールで開催された「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」にスペシャルゲストとして登壇した。 【写真】茶髪&紫ドレス姿の吉高由里子ほか(全17枚)
『光る君へ』の名シーンを音楽とともに振り返るコンサート。本作の音楽を手掛ける作曲家・冬野ユミ氏が監督を務め、東京フィルハーモニー交響楽団、豪華ミュージシャンによって、テーマ曲をはじめ、物語を彩ってきた劇伴が披露され、スクリーンには名シーンが映し出された。アンコール曲を含め26曲。約1600人の観客を平安の世界へと誘った。 主人公・紫式部(まひろ)役を務める吉高は、クランクアップを迎えた心境を聞かれると「終わったようでまだ続いている感じがしていて手放しで喜べない状況です」と回答。そして、客席で生演奏をたっぷりと堪能し、「いや~もう沼りました! 楽しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、寂しくもなったり、目に見えない形のないものに恋してしまいました。すごく幸せです」と感想を語った。 また、吉高は「(放送は)あと6回。こんな贅沢な音楽に包まれて立たせてもらっていた作品があと6回で終わってしまうのはすごく寂しいです」と吐露し、「たぶんオープニングとかも来年1月とかになったら幻だったのかなと思うぐらい名残惜しい作品になったのは皆さんのおかげ様です。最後まで見届けてくださったら幸せです」と感謝した。 コーンサートには、赤染衛門役の凰稀かなめ、音楽担当の冬野ユミ氏、チーフ演出の中島由貴氏も登壇した。 中島氏は「昨日最終回の編集が終わりました。編集は終わったんですけど、これから音楽を入れたりという作業がまだまだ残っています」と状況を説明。「残り6回の放送になりました。まだまだ最後まで気が抜けないというか、いろんなイベントもありますし、あの人がああなっちゃうの!? という見どころもありますので、最後までお付き合いください」と呼びかけた。 (C)NHK