「頼りたくなっちゃう」巨人・阿部監督が頼りにしているのは?「『もっと頑張ってくれる』と期待を込めちゃう(笑)」
プロ野球・巨人の阿部慎之助監督が8月初旬に日テレジータスの「超ジャイアンツ」に登場。ペナントレースが激化してくる8月9月に“つい頼ってしまう存在”について語りました。 【動画】阿部監督の超深掘りインタビュー! ヘッドコーチとして2年連続Bクラスを経験。球団創設90周年となる今季こそは優勝を、という声が多く、阿部監督の肩にも重圧がのしかかります。8月11日現在でチームは首位広島とゲーム差「1」の2位につけています。 そんな阿部監督が後半戦のキーマンを聞かれて、悩んだ末に「しいて言うなら、困ったときのベテラン」としました。「いろんなことを経験しているからこそ、頼りたくなっちゃう」と思わず笑顔に。 2012年から14年の3年連続リーグ優勝時を現役時代の阿部監督と一緒に1軍でプレーしたのは、菅野智之投手、小林誠司選手、坂本勇人選手、長野久義選手。立岡宗一郎選手も2013年には1軍で46試合に出場、今村信貴投手も高卒2年目ながら2013年は9月の大事な場面で先発登板しています。コーチ陣にいたっては、そのほとんどが優勝メンバーです。 「優勝を何回もさせてもらったメンバーが(ベンチに)いる。優勝する時ってこうだったよな、というのは多少は覚えてくれていると思う。そういう雰囲気作りとかしてくれるとうれしい。優勝知っているからこそ、『もっと頑張ってくれる』と期待を込めちゃう」とした阿部監督。 いまチームに足りないものはなにかと聞かれると「優勝争いできていることを意気に感じてできてるか」と一言。「優勝から遠ざかって、いまチャンスがあるわけですから、それを知っている人たちがどう意気に感じてやるか・・・メンタルとか精神論とかになりますけどね。ミーティングでも毎回言ってるんですが、『何が何でも精神』を出せれば、もともと力は持ってるんで、目に見えない力がどれだけ出せるかですね」としました。