TSMC進出の影響か JR原水駅の乗車人員1.5倍に急増でホーム拡幅へ
熊本朝日放送
JR九州は、昨年度までの1年間に、JR豊肥線の原水駅の乗車人員が1.5倍に急増したと明らかにしました。TSMC進出の影響とみられます。 JR九州の古宮洋二社長が27日の会見で明らかにしました。 熊本県菊陽町の原水駅は、2022年度の1日あたりの乗車人員が1089人でしたが、昨年度の調査では、約1.5倍のに増えています。 古宮社長 「ホームが狭いですので、特定の時間は混雑しますので、ホームを広げようという話をしています」 原水駅は、TSMC進出などの影響で、通勤者数が急増しているとみられ、JR九州は今年度中に、駅ホームの幅を現在の約2メートルから、さらに1メートルほど拡幅する工事を完了させるとしています。 また、2022年度の国土交通省の調査では、JR豊肥線の熊本ー肥後大津駅間の朝のラッシュ時の混雑率は135%にのぼり、東京圏の路線平均を上回っていました。 JR九州は、車両の増設などで対応しているとしています。