石破総理がマレーシア訪問 安保、エネルギー供給で連携強化図る
■迫るトランプ政権 連携強化
また、石破総理は南シナ海で覇権主義的な動きを続ける中国を念頭に、安全保障面での連携も図る方針です。 石破総理 「この地域の将来あるいは安全保障、自由で開かれたインド太平洋の実現が国際社会の平和・安全に寄与するものだ」 トランプ次期大統領の就任が迫っていますが…。 外務省関係者 「東南アジアはトランプ政権が誕生するアメリカを気にしている。日本の存在感を示すタイミングだ」 日本は存在感を示せるのでしょうか? 大庭教授 「東南アジアの多くの国がマレーシアも含めて、中国だけに依存することも嫌だし、アメリカだけを選ぶこともしない。そういう時に日本がパートナーになり得る国ということで、ちゃんと彼らとの関係を維持していくことは非常に重要だということです」 10日にアンワル首相と首脳会談に臨む石破総理。マレーシアはASEAN=東南アジア諸国連合の今年の議長国を務めていることもあり、信頼を築いてASEAN各国との関係強化につなげたい考えです。 (「グッド!モーニング」2025年1月10日放送分より)
テレビ朝日