Amazonで新たなメッシュWi-Fi「eero」が登場、3機種を用意
Amazon.co.jpは9月18日に、Amazonデバイスの新ブランドとなる、メッシュWi-Fiシステム(ルータ)「eero(イーロ)」3機種の、日本での展開を発表した。ラインアップは「eero 6+」「eero Pro 6E」「eero Max 7」の3機種で、「eero 6+」と「eero Pro 6E」は同日に発売され出荷が開始されており、「eero Max 7」は10月23日の出荷開始を予定している。 【写真ギャラリー】 ●eero アプリを使って簡単にセットアップ 「eero」シリーズは、スマートフォンから「eero」アプリのガイドに従って、簡単にセットアップして使用を始められるメッシュWi-Fiシステム。 ネットワーク上のトラフィックを能動的に管理して、それぞれのデバイスをその都度最適なネットワーク経路に誘導することで、ネットワークの切断を減らしてシームレスな無線LAN環境を実現する、TrueMeshテクノロジーを搭載する。 「eero」アプリによって、場所を選ばず簡単に家庭のネットワーク管理が可能であり、互換性のある「Amazon Echo」デバイス(別売)をWi-Fiエクステンダーにすることで、無線LANの範囲を拡張するとともに、通信の遅延を軽減する「eeroビルトイン機能」も備えている。 あわせて、Zigbee、Matter、Threadに対応したスマートホーム製品との、対応Alexaデバイス(別売)や「Alexa」アプリ経由でのペアリングに対応するほか、高度なオンラインセキュリティ機能やペアレンタルコントロール(コンテンツフィルターや特定のアプリへのアクセスのブロックなど)、パスワード管理の「1Password」、VPNの「Encrypt.me」、広告ブロック機能といったプレミアムサービスを利用できるサブスクリプションサービス「eero Plus」も用意する。さらに、フリーダイヤルやメールによる、日本国内でのカスタマーサポートも提供されるので、安心して使える。 「eero 6+」は、最大1ギガビットの高速無線LANを手頃な価格で提供する、Wi-Fi 6対応の中級モデル。2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応し、約75台のデバイスとの同時接続をサポートする。ワンルームで多くの機器を使用している人や、1LDK/2LDKに住む2~3名の家族などに適している。 価格は、1ユニットなら1万9980円、2ユニットなら2万8980円、3ユニットなら4万2480円。 「eero Pro 6E」は、2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、6GHz帯をサポートすることによってギガビット以上の速度を実現する、Wi-Fi 6E対応の上級モデル。約100台のデバイスとの同時接続をサポートし、戸建てや居住スペースの広い家に住む人、より速く安定した無線LANでARやVR、4K/8K動画を楽しみたい人に適している。 価格は、1ユニットなら3万6980円、2ユニットなら6万480円、3ユニットなら8万2980円。 「eero Max 7」は、Wi-Fi 6Eと比較して約2倍の通信速度を実現する、最新のWi-Fi 7に対応した「eero」最速モデル。約200台のデバイスとの同時接続をサポートし、ゲーマーやストリーマー、コンテンツクリエイターといった高負荷なネットワーク接続を求めるユーザーはもちろん、来店客向けに無線LANサービスを提供する小規模なカフェやショップ、SOHO事業者、今後の接続機器の増大やWi-Fi 7対応への備えとして上位機種がほしいユーザーなどに適している。 価格は9万5980円。