子どもたちに環境への意識高めてほしい 千葉市内の幼稚園に太陽光発電設備を寄贈
チバテレ(千葉テレビ放送)
子どもたちに環境への意識を高めてもらおうと、幼稚園や保育園などに太陽光発電設備を寄贈するプロジェクトの記念式典が12月17日、千葉市内の幼稚園で行われました。 太陽光パネルなどの発電設備を寄贈したのは、再生可能エネルギーの普及啓発などに取り組むNPO法人「そらべあ基金」です。 この日は、千葉市内の認定こども園葵幼稚園で92基目の寄贈を記念する式典が行われ、プロジェクトに協賛するソニー生命保険からは記念のプレートが贈られました。 式典に参加した園児たちは、紙芝居で地球温暖化について学んだほか、自ら発電機を回して電気をつくる実験にも挑戦しました。 そらべあ基金などによりますと、寄贈された太陽光パネルは、一般家庭の1世帯がほぼ1年間に消費する電力を発電する能力があり、災害時には非常用電源として地域で活用されるということです。 なお、こうした寄贈は県内では5基目で、全国で寄贈された90基を超える太陽光発電設備により、削減される二酸化炭素の量は杉の木に換算すると約7万6000本分に相当します。
チバテレ(千葉テレビ放送)