クォン・ユル「コネクション」「遊んでくれる彼女」で検事役を演じる“無職の役もやってみたい”
俳優クォン・ユルが、今後チャレンジしたいキャラクターとして見る人々を腹立たせるプータローと答え、注目を集めた。 クォン・ユルは、放送時期が重なったSBS「コネクション」、JTBC「遊んでくれる彼女」でそれぞれ自身の欲望のために友情を利用する悪役、有能で優しいイケメンを演じた。 彼は最近行われたインタビューで取材陣に「2つの作品の放送時期は予測できなかったのですが、偶然同じ時期に放送されて、残念なところもあるのは事実です」と伝えた。 「ずっとあなたを待っていました」「コネクション」「遊んでくれる彼女」を通じて、3作連続で検事役を務めたクォン・ユルは、「3つのキャラクターを差別化することに焦点を合わせました」とし「『遊んでくれる彼女』は3つのキャラクターのうち、一番温かいキャラクターですが、確固たる哲学や考えがあってほしいと思い、演技しました」と話した。 とりわけ法曹界の人物をよく演じる理由はあるのだろうか。クォン・ユルは「僕も気になって監督に聞いたことがあるんです。そのようなイメージがあると言われました。僕もそのイメージが何なのかよく分かりませんが、僕の話し方や発音がスマートなイメージを与えるのではないかと思います」と恥ずかしそうに答えた。一方で、チャレンジしたいキャラクターは正反対のキャラクターだという。クォン・ユルは「プータローです。抜け目も多くて、見る人々を腹立たせるキャラクターを演じてみたいです。スーツではなくジャージを着たり」と話し、笑いを誘った。 ファンの間では「クォン・ユルは片思いをするサブ男性主人公、あるいは無慈悲なキャラクターを演じる」とも言われている。それだけ彼が成功するラブストーリーを見たいという熱望を持っている。クォン・ユルは「言われてみればそうでした。この2つの役割に集中したのは環境的な要因もありましたし、自分にできる最善の作業において、そのような配役に惹かれたのだと思います。僕の性格とも似ています。『蛇の頭になるか龍の尻尾になるか』と言われて、龍の尻尾を選んだこともあります」と話した。 実際の恋愛でも片思いをするサブ男性主人公スタイルなのだろうか。クォン・ユルは「僕は誰かのことが心から好きになってこそ動きます。片思いが長く続くとは思いませんが、心が先に動いてから動くのは事実です」と正直に答えた。 ラブコメディというジャンルの特性上、体重も減量したという。クォン・ユルは「トレーニングをしながら食事の量を減らしました。普段の体重が69、70kgくらいですが、『遊んでくれる彼女』では67、68kgが限界だと思って準備しました」と話した。逆に前作「コネクション」に出演した時は体重を増量したとし、「最初の1、2話を見るともう少し痩せていた気がします。1、2話を現場でモニタリングをしながらもっと重みを出したくて増量したんです」と説明した。 クォン・ユルは今後どのようなキャラクターを演じたいと思っているのか。彼は息をする空間があるキャラクターに言及しながら「シノプシスやスクリプトに書かれたテキスト以上のものを作れるキャラクターが好きです。テキストの単語や文章の中で、僕がいろんなものを繋げて、この人物はどのように生まれてどんなふうに生きてきたのか、繋がりを作り出したいんです。そのような余地のある、開かれたキャラクターが好きです」と答えた。自身の演技で息を吹き込むことができるキャラクターが好きだと話し、「創造的に考え、能動的に動く余地」を強調した。
イ・へジョン