【速報】「万博行くなよ!出入り禁止や」箕面市長がヤジ発言に見解「不規則発言で上品ではないので以後気をつける、撤回・謝罪はしない」
きのうの箕面市議会。 共産党の市議が大阪・関西万博の学校招待事業や、会場の安全性などを質問した際に、大阪維新の会に所属する箕面市の上島市長は、「万博行くなよ!出入り禁止や」といったヤジを飛ばしていました。 翌日のきょう午後、上島一彦市長は取材に応じ、「不規則な発言をしたことは慎むべきで、以後気をつける」と話しました。
箕面市長は、共産党の名手市議の昨日の議会での発言、具体的には、「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』です。命を救うことです。子どもたちを危険にさらさず、夢洲での万博会場への参加動員は中止すべき」などの内容を聞いて、以下のように感じたと、述べました。 「そんな危険な場所に行かせるなという発言が遺憾で、ネガティブキャンペーンに聞こえた。議長のお許しを得て発言するものではなく、思わず出てしまった言葉」だとしました。また、「議会として不規則発言で、上品ではないので以降、気をつけたい」と見解を述べました。 一方、発言の行方については、「謝罪や撤回はいたしません、本心ですから」と話しました。
◆大阪維新の代表吉村知事もかつて…
いわゆる『万博出禁発言』については、大阪維新の会の代表を務める大阪府の吉村知事が、維新の集会において、テレビ番組のコメンテーターを念頭に「禁止って言ったろうかな」と発言していましたが、その後撤回し、謝罪しました。 大阪維新の会の幹事長である大阪市の横山市長は、「万博にはネガティブな思いを持つ人もいるから、『入るな、来なくていい』っていう発信をすべきではないと思っております。必要があればこれを撤回しないといけないところだと思います」と話しました。