不退去容疑で逮捕の男性、不起訴に＝さいたま地検

　埼玉県東松山市内で退去要請に応じずに営業活動を行ったとして、11月23日に不退去容疑で逮捕された男性（28）について、さいたま地検熊谷支部は今月13日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。 ごみみてーな「愛妻弁当」だな…部下に言った上司、依願退職へ　数百食の弁当、勝手に食べていた

■他の営業マンもトラブル、相談相次ぐ（以下、初報記事） 　11月23日午後0時5分ごろ、東松山市のアパートに住む会社員男性（43）から「自宅に来たセールスマンが断っても帰ってくれない」と110番通報があった。駆け付けた東松山署員が不退去容疑で、同方に居た東京都の不動産会社社員の男（28）を現行犯逮捕した。調べに対して、男は「帰れとは言われていない」と容疑を否認している。 　逮捕容疑は、23日午前11時45分ごろ～同日午後0時15分ごろの間、男性方で不動産のセールスをしていた際に男性から断られ、再三にわたり退去を求められたにもかかわらず、玄関ドアに足を挟み閉められないようにするなどして立ち退かなかった疑い。 　同署によると、男は飛び込みのセールスで同方を訪れていた。同署管内では今年に入り、男が所属する不動産会社の営業マンが同様のトラブルを起こし、同署に十数件の相談が寄せられていた。同署は事件と同社との関連も調べる方針。