阪神・井上 1軍諦めん!マルチ&2打点 ウエスタントップ41打点「次も頑張ります」
「ウエスタン、くふうハヤテ11-11阪神」(21日、ちゅ~るスタジアム清水) 今季最長4時間48分の長時間ゲーム。点取り合戦の中で阪神・井上広大外野手が存在感を示し、2安打2打点の猛アピールだ。 2点リードの三回無死一、二塁。初球の高め直球をフルスイングすると、高々と舞い上がった打球は左翼フェンス直撃の2点適時二塁打となった。逆方向への風に押し戻されて惜しくも柵越えとはならなかったが、走者一掃の価値ある追加点をたたき出した。 二回は先頭で三塁への内野安打をマークし、先制点につなげた。残る4打席は凡退したものの、8試合連続安打で打率は・297に上昇。41打点でリーグトップに躍り出た。それでもまだまだといった様子で「次も頑張ります」と短い言葉に力を込めた。終盤にさしかかる1軍の戦力となるべく、食らい付いていく。