「ゼロに抑えていけば必然的に上がれる」巨人195センチ育成左腕の存在感…3軍戦で6回3安打6K無失点
◆独立リーグ交流戦 巨人10―0BC茨城(4日・G球場) 巨人の育成左腕・鴨打瑛二投手(20)が4日、3軍とBC茨城との独立リーグ交流戦(G球場)に先発し、6回3安打無失点、6奪三振と存在感を示した。195センチの長身から直球、カーブ、スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜ好投。それでも「3回まではいい感じにまとまった投球ができたが、4回以降は体力がもたなかった。四球を出してはいけないところで出しているので、反省して生かしていけるように」と冷静に振り返った。 【動画】鴨打瑛二のピッチング 今季は3軍のローテを守り、8登板3勝1敗、32イニングで自責2の防御率0・56と安定した投球が続く。重要視する初球ストライク率は60%以上を最低ラインに設定。70%を超える日もあり、テンポの良い投球スタイルと併せて結果につなげている左腕は「自分らしい投球をして、ゼロに抑えていけば必然的に(2軍に)上がれる。結果を残せるか、残せないか」と息巻いた。(小島 和之)
報知新聞社