2度の同点アーチを放ったオースティンに田尾氏「この打線に加わるか加わらないか、大きい違いですね」と助っ人の存在に熱視線
◆ チームを勇気づけた“TA" DeNAが阪神に逆転勝ち。7月20日ぶりの勝ち星を手にし、連敗を9で止めた。 連勝中の阪神と対峙したDeNA先発の吉野光樹だったが、森下翔太と佐藤輝明の連弾で一気に3点を献上。いきなりの先制パンチで嫌なムードが漂う中、その雰囲気を一変させたのはタイラー・オースティンのパワーだった。 1回裏、ランナーを2人置いた場面で打席に入ったオースティンは、阪神先発の大竹耕太郎のカーブを振り抜くと、打球は左中間スタンドで弾む同点アーチ。1点ビハインドの6回には、真ん中高めのストレートをレフト最上段に突き刺し、再び試合を振り出しに戻してみせた。オースティンの2本のアーチで波に乗ったDeNA打線は、阪神投手陣から大量10点を奪い大勝。待ちに待った勝利を手に入れた。 連敗脱出に大きく貢献したオースティンに対し、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した田尾安志氏は「もうオースティンの2つ(のホームラン)ですよね」とし「大竹だったら最初に3点もらったら、ゲームはしっかり作るだろうなと思ってたら、もう1回にすっと追いつけられましたからね。ちょっと普段と違うなって感じがしましたよね」と大竹の出鼻を挫く効果的な一発だったと解説。 オールスターでのアクシデントで離脱し、昨日から復帰での活躍に「やっぱりオースティンがこの打線に加わるか加わらないか。これは大きい違いですね」とその存在に一目置いていた。 助っ人特有の破壊力でチームを勇気づけた“TA"。これからも打線の核として、横浜を引っ張っていく。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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