大阪12日は珍しい雪予報 通天閣の天気予報ネオンがレアな色に輝く
雪予報 通天閣の天気予報ネオンがレアな色に輝く 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪 音楽:イーゼル芸術工房
11日の近畿地方は、強い冬型の気圧配置となっており、北部を中心に雪が降るなどしている。大阪管区気象台によると、同日の最低気温は0度で、午後9時現在の気温も3.4度と冷えこんでいる。また、12日の大阪府の天気予報は曇時々雪と、珍しく「雪」の予報が出た。 【拡大写真付き】通天閣の天気予報ネオン、点灯操作行う気象協会へ
新世界の店員「光ったら人の数が違う、レアな光景うれしい」
この予報を受け、10日にネオン改修工事を終え、約5か月ぶりに再点灯したばかりの通天閣(大阪市浪速区)てっぺんにある「光の天気予報ネオン」で、雪を表す「ピンク」色が輝いており、通りすがりの地元の人や観光客らが写真を撮る光景が多く見られた。 通天閣観光の高井隆光副社長によると、大阪での雪予報が少ないため、天気予報ネオンがピンク色に輝くのは年に1度あるかないかの光景だという。ちなみにこのネオン、晴れの時は「白」、曇りは「オレンジ」、雨は「青」といった色で点灯。晴れ時々曇りなどの場合は、上半分が白色、下半分がオレンジ色に点灯するというわけだ。 新世界周辺では、ネオンが輝く通天閣を撮影する人の姿が多く、大阪市阿倍野区から来たという60代の男性は「今朝の新聞に工事が終わって点灯したと載っていたから撮りに来た。あのピンク色は雪の意味なんですか?けど、なかなかうまく撮れませんね。それに寒いですわ」と苦笑していた。 また、近くの串カツ店の従業員の男性(23)は「ネオンがついてないとついているでは、歩いてる人の数がだいぶ違います。レアな色が光っているし、昨日も見たことない色になってたんでうれしいですね。僕らも仕事頑張ります」と話していた。 同気象台によると、あす12日は、強い冬型の気圧配置が続くため、北部を中心に雪が降り、雷を伴う所がある見込みだという。