『エミリー、パリへ行く』シーズン4の撮影地は? ロケ地を徹底解剖
アメリカのNetflixドラマシリーズ『エミリー、パリへ行く』は、毎回息をのむような美しいロケ地で私たちを魅了し続けている。ヴェルサイユ宮殿、エッフェル塔の頂上、サン・トロペの海岸、プロヴァンスの美しい田園地帯など、これまでにも数々の素晴らしい場所が登場した。まるで夢のような旅行計画を立てるためのヒントが満載! シーズン4では、舞台はさらに広がり、フランスアルプス、全仏オープンやシャンティイポロクラブといったスポーツイベント、そしてモネの庭園など、より多彩なロケーションが登場。さらに今回は、フランスだけでなく、イタリアの美しい風景も加わり、物語をさらに華やかに彩っている。本記事では、新シーズンで撮影されたすべてのロケ地を詳しくご紹介。US版「ハウスビューティフル」より。
シーズン4のロケ地はどこ?
シーズン4は、フランスとイタリア・ローマのさまざまな場所で撮影された。「今シーズンは、今まで以上にスケールが大きいです」と、クリエイターのダーレン・スターは記者会見でロケ地について語る。 「フランス・アルプスのメジェーブで、カミーユの家族のスキーシャレーがある場所を撮影しました。撮影が始まるとすぐに雪が降り始め、まるでドラマチックな演出のようでした。全仏オープンにも行きましたし、シャンティイのポロ場も訪れました。ローマやイタリアの美しい田舎も舞台になっています。今シーズンは、どのエピソードもロケ地が本当に素晴らしいんです」
デザインやアートが好きな人にとって、外せない場所のひとつが、第2話に登場するクロード・モネの家と庭園。フランス・ノルマンディー地方のジヴェルニーという小さな村にあるこの家は、モネが1883年から1926年まで暮らした私邸だった。70年代後半に修復され、カラフルな建物や周りの風景が、モネの印象派の絵画に大きな影響を与えたことがよくわかる。
ピンク色の建物の中に入ると、たくさんの部屋を見学できる。青いタイルが美しいキッチンには、銅製の鍋やフライパンが並び、モネのアトリエや寝室など、他の部屋も当時の様子にできるだけ近づけて、丁寧に復元されている。