ハリセンボン・近藤春菜、15年ぶりに再会した鎮西寿々歌がFRUITS ZIPPERに加入した経緯にビックリ「まさに運命だ!」
きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。現在、産休に入ったきゃりーが復帰するまでの間、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(こんどう・はるな)さんがパーソナリティを代演中です。 今回の放送では、アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌(ちんぜい・すずか)さんをゲストに迎えて、お届けしました。
★こんどん×寿々歌、15年ぶりの再会に笑顔
この日のゲスト、鎮西さんをはじめ、月足天音(つきあし・あまね)さん、櫻井優衣(さくらい・ゆい)さん、仲川瑠夏(なかがわ・るな)さん、真中まな(まなか・まな)さん、松本かれん(まつもと・かれん)さん、早瀬ノエル(はやせ・のえる)さんの7人からなるアイドルグループ・FRUITS ZIPPER。 きゃりーも所属するアソビシステムが手がけるアイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生し、2022年4月にデビュー。TikTokで楽曲「わたしの一番かわいいところ」がバズり、SNSの総再生回数は15億回を突破。第65回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞するなど、いま注目のアイドルグループです。 冒頭から、春菜さんは鎮西さんのことを“寿々歌”と名前で呼び、鎮西さんは春菜さんのことを“こんどん”と呼び合う仲。というのも、2人は過去につながりがあり、再会するのは実に15年ぶりだそう。その出会いは「天才てれびくん」シリーズ(NHK Eテレ)がきっかけでした。 鎮西さんが小学5年生のとき、ハリセンボンが番組MCを担当していた同番組に “てれび戦士”として共演していました。現在、鎮西さんの年齢が25歳と知り、春菜さんは「大きくなったねぇ~!」と驚きの声をあげます。 また、同番組出演当時、春菜さんは20代でしたが、当時共演していたてれび戦士たちも大人になり、SNSなどを通じて彼らがいまでは俳優や料理家、雑誌の編集者などさまざまな世界で活躍していることに驚いたといいます。 その後、みんなで「食事に行こう」という話になり、春菜さんは当時共演していたてれび戦士たちと会えることを楽しみにしていたものの、なかなかタイミングが合わず、そうこうしているうちに「FRUITS ZIPPER」の活躍ぶりをよく見聞きするように。 そこで春菜さんは、「だったら、私の夢のひとつとして『仕事でお会いしたい!』『会いたい!』という思いが出てきて、今回来てもらったんです」とラジオ対談に至った経緯を説明します。 そんな2人が共演していた当時の思い出話から、鎮西さんが「FRUITS ZIPPER」に入ったときの話題へ。 鎮西さんは、中学3年生のときに、てれび戦士を卒業。アイドルに対する憧れの気持ちはあったものの、「当時、アイドルは結構若い子が多かったので、中学3年生からアイドルをやるのって“もう遅いな”って思っちゃって。あと、ダンスと歌がそんなに上手くないっていうコンプレックスもあったから、タレントとか女優とか“そっちをやったほうがいいのかも?”と思って」と自身の活動を回顧。 アイドルからは遠ざかった活動をしていたものの、「やっぱり自分のなかで“ちぐはぐ感”みたいなものがずっとあった」という鎮西さんにとって、転機となったのが出演した舞台でアイドル役を演じたことでした。 そのとき、「“めっちゃ楽しい!”って思った」と当時の心境を振り返ります。その後、タレント・女優としてアソビシステムに所属する話が進んでいたときに、どんな社風なのかが気になって、公式サイトをチェックしたところ、たまたま目にしたページにアイドルグループをつくるメンバー募集をしていて、その締め切りが翌日という情報が目に入ります。 そのページを見て、居ても立っても居られなくなった鎮西さんは、「(アソビシステムに)所属した際に担当になるかもしれないと聞いていたマネージャーに『ちょっとアイドルに興味があるんですけど』って言ったら、セッティングしてくださって。すでに(FRUITS ZIPPERのメンバーは)6人で決まっていたんですけど、私が後から入ったっていう流れでした」と加入のいきさつを語ります。 それを聞いた春菜さんは、「まさに運命だ!」とビックリ。もしも中学3年生のときにアイドルを目指していたとしたら、「大人の方々の都合により、いろいろ流されていた気がするんですよね」と鎮西さん。 なぜなら、当時は「自分の軸がなかったから、“これをすれば喜んでくれるかな?”とか、“みんなが喜んでくれるならこうしよう”みたいなほうが勝っちゃっていたと思うから。大人になってから(アイドルを)やるっていうことに、結果、意味があったんだなって。後から答え合わせができた感じです」としみじみと語ると、「すごい……タイミングだったんだね」と大きくうなずく春菜さんでした。