ベッツの回復状況に「非常に大きな前進」とロバーツ監督。8月中旬までの復帰は「非常に現実的」
現地7月31日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が故障離脱中のムーキー・ベッツやマックス・マンシーの回復状況について言及。2人とも「状況に非常に大きな前進」があったと語った。 【動画】韓国開幕シリーズで決めた!ベッツ、確信歩きのシーズン第1号 6月に左手骨折で故障者リスト(IL)入りしているベッツはすでに守備練習を再開しているが、ほどなくしてドジャー・スタジアムで打撃練習も再開する予定とのこと。8月中旬までに戦線復帰する可能性は「非常に現実的」とのことで、プレーオフ争いに向けてチームの大きな助けになりそうだ。 また、右脇腹の負傷でかなり復帰に時間を要しているマンシーも、カイロプラクター(身体構造や機能に特化したヘルスケアの専門家)に治療を受けたことで「回復が大きく進展した」(ロバーツ監督)という。まだリハビリに時間を要するため復帰は早くても8月下旬になる見込みだが、戻ってくれば、現在打線で奮闘している大谷翔平やテオスカー・ヘルナンデスの負担が減るだろう。 さらにドジャースは故障離脱中のウォーカー・ビューラー(先発投手/股関節の故障)、マイケル・グローブ(リリーフ投手/右脇腹の故障)、ブルスダー・グラテロル(リリーフ投手/右肩炎症)、ミゲル・ロハス(遊撃手/右腕の張り)、クリス・テイラー(ユーティリティ/右足の捻挫)、トミー・エドマン(ユーティリティ、7月にトレードで加入したばかり/右足首の手術明け)らが8月中に復帰を予定している。9月のラストスパートに向け、大きな助けになりそうだ。 構成●SLUGGER編集部
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