NBAの伝説的バスケットボール選手、  故コービー・ブライアントのブロンズ像がお披露目された。 2020年にヘリコプターの墜落事故で13歳の娘ジアナさんとともにこの世を去ったコービーがかつて所属したロサンゼルス・レイカーズの本拠地、クリプト・ドット・コム・アリーナ外のスター・プラザに設置された記念碑の除幕式では、妻ヴァネッサが感動的なスピーチで夫と娘を偲んだ。 ヴァネッサはトリビュートのスピーチでこう語った。 「コービーとジジ（ジアナ）にとって、信じられないほど喜ばしい瞬間で、彼の功績であるはずのこの場に2人がいないので、今日が私たちにとって特に悲しい日であることは言うまでもありません」「（でも）コービーには、最初から世界中で彼を支えてきた多くの人たちがいました。そしてこの瞬間はコービーだけのためではなく、彼をずっと応援してきた皆さんのためのものでもあります」「そして、LAのファンの皆さん、ここはコービーが誇りに思った特別な街です」 またヴァネッサは、「言っておきますが、コービーが今見ているポーズを選んだんですよ」と冗談めかして語り、アリーナ周辺に設置される3つの銅像のうちの1つの銅像のポーズが、生前コービー本人によって承認されたものであることや、1つはコービーと娘のジアナの姿ものであることを明かした。 そして、「今の世代のスター選手たちが、コービーの足跡をたどるように、大得点ゲームを繰り広げています。今もインスピレーション与える存在となっていることを彼は誇りに思っていることでしょう」と続けると、スピーチの最後に夫の言葉を引用、「自分が去る時が来たら、伝説を残してください。彼はそれを成し遂げたのです」と締めくくった。 （アフロ）