ドウェイン・ジョンソン、役員としてWWEに復帰
ドウェイン・ジョンソンが新たな役職でプロレス団体WWEに復帰した。ザ・ロックというリングネームでプロレスラーとして人気を博した後、ハリウッド俳優に転向していたドウェインが、昨年9月にWWEが総合格闘技団体UFCと合併した際に親会社エンデヴァーが創立したTKOの役員に正式に就任した。 ドウェインは、発表した声明の中で、同じくプロレスラーとして活躍した祖父や父が「この日がくるとは想像していなかっただろう」とした上で「何十年もの歴史を持ち、私にとっては家族の遺産であるこのテーブルに席を得たことを非常に謙虚な気持ちで受け止めている」と語った。 また「ライブエンターテイメントとスポーツにおける数十年にわたる経験」を役員会にもたらせると期待されているドウェインは、「私はその立場に立ったことがあり、彼らのためにまだそこにいる」と語るとともに、新しい役職への意気込みをこう続けている。「引き続き、我々TKO、WWE、UFCのビジネスをスポーツとエンターテイメントの世界のリーダーとして拡張する手助けをすることにとても意欲を感じている。日々の努力を怠らず、自らの手で夢をつかみ、観客の期待に応える非常に多くの素晴らしいアスリートやパフォーマーを誇りをもって世に出したい」 一方、TKOのヴィンス・マクマホン会長は、「地球上でロックほど、スポーツ、エンターテイメント、メディア、ビジネス全体を理解している人はいない」とドウェインを称賛、「役員会に迎えることを誇りに思う」と喜びを語った。 (アフロ)