深谷のマンホール、埼玉の人気投票1位独占 渋沢栄一とふっかちゃん
埼玉県と県下水道公社は、県内各地のマンホールの蓋(ふた)のデザインを対象に実施した「埼玉デザインマンホール人気投票」の結果を発表した。一般部門、キャラクター部門のいずれも深谷市が1位だった。 下水道への理解を深めてもらおうと2023年に始まり、今回が2回目。地域の花や観光名所、歴史上の人物・出来事などを描いた蓋64枚がエントリーした。24年11月1日~12月13日の期間中に8285票の投票があった。 一般部門1位は、新1万円札の肖像である渋沢栄一とJR深谷駅を描いた深谷市の蓋で2159票を集めた。23年に1位だった川越市の「時の鐘」と「蔵造りの町並み」は980票で2位となり、連覇を逃した。以下、加須市、桶川市、行田市などが続いた。 キャラクター部門トップは、深谷市のキャラクター「ふっかちゃん」がデザインされた蓋で、票数は両部門通じて最多の3179票。2位はキャラクター「オケちゃん」が中山道を散策する様子を描いた桶川市で648票だった。以下、入間市、坂戸・鶴ケ島下水道組合、志木市などだった。【増田博樹】