『虎に翼』ヒャンちゃん再登場!しかしその目は泳いでいて…「なぜ汐見家に?」「なぜ日本に?」「なぜ香子?」視聴者の疑問は解消されるのか
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第11週「女子と小人は養い難し?」の第53回が6月12日に放送され、話題になっています。 【写真】離婚届を突き付けられて家を出た梅子。彼女を苦しめた姑を演じるのは…… *以下、6月12日放送内容のネタバレを含みます。 家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しないうえ、多岐川(滝藤賢一さん)に今一つやる気が感じられない。 戸惑いながらもできることを模索する寅子は多岐川に直接交渉を試みる。すると多岐川はなぜ早く言わないと寅子を叱責。 多岐川は久藤(沢村一樹さん)の元に寅子を連れて行き、アメリカのファミリーコートの話を聞かせる。多岐川の熱意を初めて感じた寅子は意外に思いーーといった話が描かれました。
12日の放送回では、多岐川がライアンこと久藤と懇意にしていて、アメリカで視察した温かい家庭裁判所の様子やありかたに影響を受けていたということ。 大学生となった直道がかかわっている東京少年少女保護連盟のもとになった活動を、日本に初めて取り入れた人物だったことが判明するなど、多岐川の人となりや背景が徐々に見え始めた回となりました。 また最後には、朝鮮に帰ったはずの女子部の同期、チェ・ヒャンスク(ハ・ヨンスさん)が”香子(きょうこ)”として再登場するという、衝撃的なシーンで幕を閉じました。 ナゾだらけの展開に、ネット上では「ヒャンちゃんは多岐川さんの妻でなく、汐見さんの妻、ということだよね?」「なぜ香子? そして日本に?」「多岐川さんがやたらと香子ちゃんと言っていたのはなぜ?」「ヒャンちゃんの眼が泳いでいた演出が何かを物語っているようで…」「とにかくまた一人、生きていてくれてよかった!」という声が見られています。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。 主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部